全国水平社博物館
今日は、全国水平社博物館とその目の前にある西光寺に行きました。
学んだこと3点
①人間は、どうして差別をしてしまうのだろう。
人間は知識や知恵をたくさん持っています。しかし、その操作ができていないと大変なことになります。そもそも、差別が生まれる要因は「物差し」だそうです。間違った「物差し」をもってかかわるから、差別が生まれてしまうということです。元来人間や他の動物も持っている自然の「物差し」ではなく作られた「物差し」で人を判断しているから、差別が起こるようです。
②人間の尊さに気付く
人間はそもそもみな平等に尊いものです。人間として生まれてくる確率は、ビーチにある数多の砂から片手で救うことができる量が人間として生まれてくる確率のようです。かなり運命的な確率ですよね!しかし、人間として生まれてきても、人間は簡単に他人を傷つけたり自分を傷つけたりします。そのような状況ではいけません。人間の尊さを伝えていくためには、次の順序が必要です。
①自分の命の尊さに気付く(自尊感情を培う)
②他人の命を大切にするようになる
③水平社の語源
全国水平社はよく歴史の授業などで耳にしたことがあると思います。そもそもなぜ水平社というのか気になったことはありませんか?
その理由は、簡単です。手元に水とコップを用意してください。
コップに半分程度水を入れると気付くかもしれません。水を入れた状態でコップを水がこぼれない程度に左右に傾けると水は地面と平行になっていることに気づくでしょうか。それが「水平社」の語源だそうです。このことは、西光万吉さんの子孫の方が言っておられました。
『人の世に熱あれ。人間に光あれ。』
この言葉を胸にもう一度人権学習について考えていきたいです。
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