akihisa学習・ツーリングブログ

バイクのツーリング日記です。通勤中に読んだ読書のアウトプットをしたりもします。

自由の相互承認【上】11〜20

「自由」って、考えれば考えるほど分からなくなっていきますよね。

ふと立ち止まって「自由」って何かなと考えてみると明らかだと思います。私は、すぐに「自由」とは、〜である、と言い切ることはできません。その中で、数々の哲学者は他人の上に「自由」が存在している。や、正義があって「自由」があると言う説を持っている。しかし、苫野一徳先生は異なっている。人間は誰しもが共通理解事項を持って生きていると言うことを述べている。

今、このように文章を通して私が伝えたいことを伝えることができているのも、「言語」という共通理解事項があって初めて伝わるものである。

「自由」にもこのように、共通理解をしている部分があるという考え方である。

その共通理解事項は人によって異なるのかもしれない。

私は自分の自由を「時間以外の拘束がないもの」という風に捉えている。このことを人と共通理解できれば「自由の相互承認」ができると思っている。

本の題名にもあるように、「相互承認」をして行くということは、共通理解事項を確かめ合って認め合うということなのだと私は解釈した。