外国語指導講座
今日は、自治体が主催している講座に参加しました。題名にもあるように、来年より、全面実施される「外国語」についての講座でした。
Ⅰバックワードデザインで授業を作る。
これは、外国語の授業に限らず、教育すべてに言えることです。
授業計画を作るときには、その単元が終わるときどのような姿になっているのかということを意識して行う必要があるということです。もっと言うならば、その学年が終わるときにどのような姿になってほしいかをイメージして進めていくことが大切になってきます。
このことは、『7つの習慣』にも書かれています。
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Ⅱ10個のグループに分けて行う(3人組を作る)
ペアではなく、3人組を作ることの良さについてです。45分間の授業の間、ずっと子どもたちに何かを教えることやすべての子どもたちに同じだけ関わることは不可能ですよね。そのような状況であるからこそ、3人組は役に立ちます。3人組を実施することで、わからないことを2人の友達に聞くことができます。他にも、3人組を2つ合わせて6人組のグループを作ることで、さらにブラッシュアップされます。最後には、全体といった、大(全体)、中(3人組×2)、小(3人組)の段階を用意することで全員を向上させることにつながります。
Ⅲ絵本で対話を増やす
英語の絵本を読む機会が多いと思います。(少なくとも、私の自治体は多いです。)その中で、子どもたちが読むときの注意があります。
①固有名詞(名前)などは読むことができなければ、他の名前に置き換えてもよい。
②自分たちでアレンジを加えてもよい。
③話の内容は決して変えてはいけない。
②と③は矛盾しているように思うかもしれませんが、違います。話の根本の内容を変えてはいけないということが③で、自分たちで歌を付け加えたり、色を他の食べ物に例えたりするなどの工夫が②です。
Ⅳ「話すこと」(やり取り)(発表)領域の育成
「話すこと」の育成で一番効果的な教授法は「small talk」です。small talkはまず、先生から見本を示すという観点からも、子どもたちに発表するべきです。そのあと、子どもたちが先生の真似をしながら、自分のことについて話し始めるということが普通です。
1回子どもたちが話した後に、中間評価をすることも忘れてはいけません。中間評価とは、1回子どもたちがsmall talkをしている中で、伝えたかったけど英語でどのように言えばいいかわからないということがなかったかを確認することです。
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