自由の相互承認【上】57〜67
「自由」とは、何か。苫野一徳先生の答えが述べられていた。
「自由」とは、「欲望欲求を承認してもらうこと」となっていた。このことは、「自由」には、常に二項と対立がある。一方は「自分は〇〇したい」という欲望・欲求であり、もう一方はそれを認める存在である。この二項の対立を「主人」と「奴隷」に分けて書かれている。この二項のどちらもがお互いに認め合わない限り「戦い」が勃発してしまう。
これは、「いいね!」問題にも一石を投じるものだと私は考える。
「互いに認め合う」ということがキーワードである。自分が主張している時は、認めてもらいたい。そして、相手が主張している時は、少し違うかなと思ってもその考え方もあって「いいね!」という意識を忘れないでいたいと私は思う。
ずっと、「主人」でい続けることはできないだろうし、反対にずっと「奴隷」でい続けることもできないだろう。
互いに認め合って生きていく。そんな力を私も身につけたいし、子供達にも身につけていけるように指導していきたい。
自由の相互承認 ?? 人間社会を「希望」に紡ぐ ??: (上)現状変革の哲学原理 (iCardbook)
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